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平成30年2月 >>>

 風だよりでは、四季折々のほっこり心温まる話題をお届けします。
平成30年 3月31日(土)

ごきげんよ
御機嫌好う

夕方気まぐれに鶯がやってきました。

朝にはやわらきい風がふきました。

 

                       よはひ
  古稀といふ 春風にをる 齢かな 
 富安風生

 

プレゼントの「苔盆栽」を木鉢にうつして
「富士桜」がさいています。
一番愛する桜です。


毎日の「風だより」も本日でひとくぎり。
ご一緒いただいて、うれしい朝のはじまりでした。

Good living.
Have a nice day.
See you later in the morning.

 

店主



平成30年 3月30日(金)

 



岐阜からやってきた「薄墨さくら」

 

 

 

宮参り、七五三・・・ 
お客様や家族でお世話になる神社で

 

 

 

細い農道におおきな「しだれ桜」

 

 

 

 

拾広い公園の遠くにみえる満開の桜

 

 

 

とんでもなく広いお寺の境内にも見事な桜

 






SAKURA SAKU

入試の電報 これでしたね。

 

一つでも「おめでとう」、「ありがとう」のある春を。
いろんな事に出会う春、そして人生です。

 

 

 

 さまざまな 事思ひ出す 桜かな  芭蕉

 

 

  人去って 冴ゆるほかなき 夕ざくら  鷲谷七菜子

 

店主











平成30年 3月29日(木)

 



あっという間に満開の雪柳

 

 

 

なぜかしら黄色く写る白蓮

 

 

 

赤い椿と白い椿は競演しています

 

 

 

 

 

他にいっぱい咲いているのに
いとおおしい庭すみの水仙

 

 

 

秋・冬、そして今もひっそりと美しい侘助

 




ただ ・・ ひたすらに咲く花々に力を得て
私も ただ ・・ をめざしてギヤチェンジ。

そんな朝がはじまります。

 

 

 

 

 

 

  拾いたる 神の椿の 濡れてゐし  田川飛旅子

 

 

  恋々と 花に沈めり 嵐山  暁台

 

 

 こんじょう
今生の 今日の花とぞ 仰ぐなる  石塚友二

 

 

 

 

店主













平成30年 3月28日(水)

たんぽぽ つづみぐさ
蒲公英・鼓草
咲いた形が鼓面に似ているから、
その音みたいで子供がタンポポと言いだしました。

代表的な野の花があちこちに、
でもアスファルトからのこの花は偉い。

ここにもたんぽぽの「ワタゲ」をとばしながら
学校から帰る私がいます。
大空へ、まあるく白い冠毛がどこまでも飛んでいきます。
それを見ながら空洞の細茎で音を鳴らして歩く子供達。

 

  たんぽぽに 飛びくらしたる 小川かな  一茶

 

  たんぽゝと 小声で言ひて みて一人  星野立子

 

 

 

このお便りも毎日つづけてほぼ一年。
そろそろ新しいスタイルでと。

ずっと読んでいただいているあなたに感謝しています。

店主



平成30年 3月27日(火)

はなむしろ はなみ
花筵に花見

早速お誘いあり、昔からつづく春のNo.1イベント。
これがどうも苦手で、参加したことがありません。
人と桜とホコリ、そして喧噪。

山野を訪ねて桜狩派の私、皆様はいかがですか。



春らしいお顔のお地蔵さんに、
明日は咲く庭の大くすの下の水仙。

本日もお元気での願いも込めて贈ります。
ひんやりした風がわたっています。

 

  桜狩り 奇得や日々に 五里六里  芭蕉

 

  塗箸の ころがりやす し花筵  角田九十九

 

  山桜 夕日さし抜け さし抜けて  伊藤柏翠

 

店主





平成30年 3月26日(月)

はるびより
春日和

朝の庭もひんやりしていますが、寒くはありません。
おだやかでも秋日和とはどこかちがう春日和。

庭にもそろそろ蝶が舞いはじめます。
いろんな卒業式が無事滞りなく、ほっとしている朝。




坪庭の真紅の椿咲きました。
蕾の横には古い鳥の巣。
うぐいすは今年 くるのか 来ないのか。



                   す
二の腕を 見せて髪梳く 春日和  木場田秀俊

 

店主





平成30年 3月25日(日)

花盛り

六時前でもうっすらと明るく
本日は保育士の先生方で、着付もとどこおりなく、
次は入学式。



花といえば桜ですが、公園や川べりだけでなく
足を少しのばせば山桜にも出会えます。

太い幹の元、下に見るさくら 好きですね。

青空にまっすぐの木蓮。

となりにも花。
いろんな春花を、短い間ですが楽しみましょう。



「野に咲く花の名前は知らない
だけども野に咲く花が好き」

次の休みは歩いて歩いて
そんな一日をすごしたいものです。
雨ふりませんよう。

本日もお元気で。

 

 山腹に 暖気一点 やまざくら  木附沢麦青

 

 夜桜の 一枝長き 水の上  高野素十


店主







平成30年 3月24日(土)

雪柳
小さな花だから蕾も米粒よりも小さくて
もうすぐ柳に似た葉をおおいつくします。

 

 雪柳 一ト朝露を 綴りけり  松本たかし


そんな句がぴったりの門柱の横に



創業明治15年、秀吉の時代、播磨から湯の山(有馬)へ、
その途中にある淡河 宿場町の変わらない味がうれしい饅頭。

鮮度を保つため、今でも2~3時間おきにつくられています。
あっさりとなつかしい味で、一人で3ヶはOKのスタッフもいます。
ちなみにお店に来てやせた人は今まで一人もいません。


ちゃんと代金は頂いているのに、着付や撮影の後
「ありがとう お世話になりました」の言葉にそえてお菓子が。
感謝 一粒万倍。



夕方に会うこの花も楽しみなのです。

 

  雪柳 夜には夜の 白さあり  五十嵐播水

店主





平成30年 3月23日(金)

草取・草刈

どちらも夏の季語ですが、
伸びる前の今から庭も店もスタートします。

茂ってからは心重く始まり、その前はかろやかにかかれます。
仕事も暮らしも同じような気がして
早くこまめにを心がけています。

          しどみ
刈草の 樝子つぶらに 露しめり  飯田蛇笏

しどみ-草木瓜のこと   

 


道すがらみえる見事な水仙。 もうすぐ咲きます。
庭の大きなくすの下に一かぶの水仙。楽しみです。

広いのにこの一角だけ。
どこからか風か鳥が運んできたのか
そんな事に想いをめぐらします。

この花は冬の季語ですが、今年は少しおそいようです。

 

  水仙に 風見えそめて 佇めり  素十

 

七時前から、あったかい店で卒業式の着付スタートです。

店主





平成30年 3月22日(木)

春菜

雨ともどりの冬で、木蓮の花も風に吹かれて落ちそうな朝。
京都の墓参は夏のような、
こちらは冬のような春の日。

でも、いつもの道の駅に立寄ると
春菜がならんでいます。

冬を越して味も形も特長があり、「つくし」「ふきのとう」
「ほうれんそう」「壬生菜」「水菜」といろいろ。
今日の食卓に一品ありそうです。

 

 春菜摘む 籠のふちゆく 天道虫  国光勢津子

 


卒業式の着付・フォト つづいている雨の朝。
皆様、道中気をつけて。

店主





平成30年 3月21日(水)

はなびえ
花 冷

高知県は桜満開、関東はなごりの雪予報。
この頃になると
いつも俳人子規の母の口ぐせの句、思いだします。

 

  毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは

口語調で明治の句とは思えず、だれかに言ってみたくなります。



梅の老木下で少しきゅうくつそうな紅椿 二つ目。
今は一つ一つゆっくり咲いていくようで、
葉に梅の花びらがちらほら、雨にぬれてついています。

 

 用心の 雨傘花冷 つゞくなり  及川貞

 

コートもいりそうな朝です。
京都が似合いそうな「花冷」をもう一句。

 

 花冷えや 近江の雨の 京なまり  照子

 

店主





平成30年 3月20日(火)

白木蓮


  木蓮の つぼみのひかり 立ちそろう  長谷川素逝


きのうは姿みえずなのに、今朝はまっすぐ空をみて揃いぶみ。
花時はあっという間で、ここ数日です。
横の小さめの紫木蓮が、そのあとに咲きます。

そのかわり大きな葉で、夏に木蔭をつくってくれます。

秋になると落葉は風にのって庭をめぐります。
今年はそうなる前に「さんぱつ」を早目にしなくては。



土筆は庭の一角に行儀よく整列し、
ここだけは草刈り(≧へ≦)です。

しっとりと雨の朝。
本日も「顔晴」しましょう。

 

 見送りの 先に立ちけり つくづくし  丈草

 

店主





平成30年 3月19日(月)

入り彼岸

春分の日を中日として、前後三日間。
入りを彼岸太郎ともいうそうで
寒さも彼岸までになります。

紀州高野山のお線香。
ちょっと高級で、短め8cm。
いい香りがたちこめます。

高野山へは、いつもスタッフと出かけようと話しています。
今年は朝早く出発して ぜひ。

 

 彼岸前 寒さも一夜 二夜かな  路通

 

次の休みも花と一緒に参ります。




梅の花びらがそろそろ地面にもちらほら
横の木蓮が出番を待っている朝です。

 

店主





平成30年 3月18日(日)

紅椿

今朝1番目の椿。
一つが十になり、百になりそうです。

 

 ゆらぎ見ゆ 百の椿が 三百に  虚子

 

 

再登場の「あぶり餅」。
久しぶりに訪ねてからなつかしく
さまざまな事を思い出しています。

店内も昔のままで、お客様も知り合いみたいで
すぐ後に半袖のTシャツを着て
きままに一人でいる学生の私。



花のころなのに急に気温がさがりました。
カゼひかないように暮らしましょう。


21日は春分の日。
日が永くなりました。

 

 石蹴りの 石捨て帰る 日永かな  大谷章二

 

店主







平成30年 3月17日(土)

春の日

京都は観光シーズンたけなわで
参道にも楽しめるオブジェや花があちこちに。
学生の創作「かぐや姫」 すぐ納得。

梅、桃そして山の緑。
桜はまだまだで、今が案外おすすめかも。


外国人のきもの姿が多く、ツアーのコースに入っているのか
おしゃれなゆかたみたいな装いで、闊歩、かっぽ。

昔の京をなつかしむのは時代おくれかもしれませんが
ちゃんと しっかり 残っています。


さあ、今日も着付・フォトから朝がはじまります。
元気に暮らしましょう。

 春の日や 風よりかろき 服を買ふ  秋山恵子

 

 しばらくは 花の上なる 月夜かな  芭蕉

 

店主





平成30年 3月16日(金)

さえずり

木々の間から、高い空からきこえてきます。
繁殖期の恋歌や浮かれ歌、テリトリー宣言といろいろです。


義母の墓参りの帰りに、京都 紫野の今宮神社。
別名「玉の輿神社」とも。
八百屋の「お玉」さんが、三代将軍 家光の
側室になったからなど、諸説ありそうです。

参道にある「あぶり餅」 有名ですね。
千年の歴史のあるお店は、素朴なこれ一品。
学生時代からたびたびで、久しぶりに立寄りました。

墓参りに心が静かに納まる一日でした。
三月 彼岸月です。

 

 囀の 念珠入れたる 雑木林  森澄雄

 

 囀を やめて居る間の 枝渡り  中村汀女

 

 

今日も卒業式の着付とフォト。
26日までほぼ毎日つづきます。

大切な門出です。
スタッフ一同 心をこめてちゃんとやります。

囀のように、朝から「おめでとうございます」の言葉が
店内に響きます。

 

店主







平成30年 3月15日(木)

鶯の初音
少しおくれて各地できこえているようで
三月に整うさえずり、今年も庭に来て、
四月に山へ帰るまで、めざましとなりますよう。


鶯の 身をさかさまに 初音かな  其角

 

急にあたたかくなり、雪柳も小さく開花。
米粒のように細かいはなですが、五弁あり
小米桜ともよばれています。

柳の葉に似て、雪が降りかかるように咲くのも、もうすぐのよう。
春がかけ足でやってきました。

衣服の入れ替えに合わせて、ぜひ きものもお手入れを。


小さくてどちらもうまく撮れていませんが、悪しからず。
つくしも日毎ふえ、のびています。

 

  雪柳 花みちて影は やはらかき  沢木欣一

 

店主





平成30年 3月14日(水)

春の草

枯葉の下から萌えいでて、みずみずしく
庭の主役の登場です。

花は散りますが、若草はどんどん伸びつづけます。
髪と同じで長くなると気分よくなく
草のさんぱつ、まめにしてあげます。



なんども登場して少し心くるしくですが
梅の大木 朝空に堂々と、空気も澄みわたります。

古木の梅のように
たくましく暮らしたいですね、いくつになっても。



十歩踏めば 十歩の草の 芳しく  鈴木真砂女

 

本日もお元気で

 

店主





平成30年 3月13日(火)

たがえし

田返す、たがやします。
種をおろす前に畑の土をすきかえして柔らかく。

まく前にもう一度 田打もあるようで
春の農事の始まりです。

みるみる増えて歩くのに土筆に注意!
つくしの漢字 良いですね。
そんな風に庭にいます。


梅も今年はたくさん咲くようで、実もそうなれば
梅酒にチャレンジしてみましょう。
いえ、チャレンジをすすめてみます。

うれしい温かい朝です。


春耕や 土の匂ひを 切り返し  松田信子

 

  はるかなる 光も畑を 打つ鍬か   皆吉爽雨

 

店主





平成30年 3月12日(月)

袴スタイル
大学、専門学校、先生 そして小学生まで
その輪が広がっています。

朝早くは苦手だったのが、今はかってに目が開きます。
皆さまによい門出となりますよう。


春意とはのどかな気分、春愁は物思い。
微妙に心がうごく春です。

夜あけが早くなりうれしい朝。
庭の草刈り、そろそろ始まります。


きのうの夕食メニュー忘れてもかまわないけど
決して忘れてはいけない事 あります。
さあ今日も、顔晴の一日にしましょう。



わたり来ぬ 春意にゆるる 吊橋を  塩崎緑

 

  春愁の 笑みをつくりし 鏡かな   吉田すばる

 

店主





平成30年 3月11日(日)

かいおけ
貝 桶

貝の数は三百六十個で、二つの貝桶に入っています。
宮中のカルタ取り。
珍しい貝に歌をそえて競います。

同じ貝しか二枚が合わないので
夫婦和合の意や、雛の調度品としても用いられました。


手描友禅 貝桶文様、春の新作入荷。

夫婦にかぎらず、
まわりの人々と顔晴りたい日々の暮らしです。


春場所も始まります。
相撲が楽しめるように早くなってもらわないと。

今日から、うんと温かくなりそうで
春服もお客様待ちの朝がスタートしました。

 春場所や 河風強き 触れ太鼓   生方青蛙子

 

店主





平成30年 3月10日(土)

桃の花
西高東低、三寒四温。
夜の雨にぬれた朝の緋桃。

小部屋の花ももは葉がさきのようで、
今年はおあずけかもしれません。

 桃咲いて 風は素足で 歩きけり   平井照敏

 

オペの後、本日は抜糸の日。
早く回復して元気UPとなりますよう。

いろいろ多用な日がつづきます。
こんな時は「お墓まいりをして、回りを散策してみようかな」
そんな朝のはじまりです。

 

 老が世に 桃太郎も出よ 桃の花  一茶

店主



平成30年 3月9日(金)

若鮎
海で育った幼魚が川へさかのぼる頃、
激流にもまけません。

一番早く漁OKになるのが加古川の四月十五日。
桜のもとで釣りなんて、絵になります。
ずっと昔、富山での若鮎 美味この上なくでした。

京都老舗の季節限定の菓子、
桜のイメージで甘さひかえめ、お客様に好評です。

しばらく雨のようで、大雨になりませんよう。

 

 若鮎の 二手になりて 上りけり    子規

 

 かげろふと 共にちらつく 小鮎哉  圃水

店主



平成30年 3月8日(木)

北帰行
群れをなして秋にやってきた鳥たちが北へかえります。
これも旅だちの春。 どうぞ気をつけて。

 

 木曾川の 今こそ光れ 渡り鳥    虚子

 

 人はみな 旅せむ心 鳥渡る  波郷

 


めでたく卒業、四月から社会人の皆さま、
新しいことにチャレンジするあなたへ、幸運を祈り
心をこめてこの花 贈ります。

私もほっぺたの突起物のオペ、無事おわり
痛くもすっきりとした朝です。
本日もマイペースで暮らします。



卒業式
うしろの方に控えめにいるのがスタッフです。

店主





平成30年 3月7日(水)

卒業
スタッフの高齢者大学院卒業式。
六年間、定休日を大学で学び、本日めでたくです。
重ねて おめでとう。

友人を誘い、袴姿で出席します。
早朝から、スタッフも着付に馳せ、応援にいきました。


お客様の卒業式も本日からスタートです。

 或るクラス もっとも泣きて 卒業す    佐藤兎庸

 

 

啓蟄 けいちつ
いよいよ土の中の虫も動き出します。
虫出しの雷、 初雷 はつなり がとどろくのもこの頃。

つくしの袴はらしくなり、梅の蕾ひらいて
人、虫が、そして 草、木、花 すべてが動きだす春。

 

 啓蟄の ひとり児ひとり よちよちと    飯田蛇笏

 

店主





平成30年 3月6日(火)

姿やさしく 色美しく

 「きもの姿で写真を!」のプロモーション撮影

モデルはスタッフのバンド仲間の皆様。
笑顔がはじけました。

「仲良きことは 美しきかな」です。
いろんなポーズで「女心を装う きもの姿」に感謝。

ちなみにスタッフはドラム担当。
あの日本画の「春潮」の作者でもあります。
わがスタッフはみんな多才で前向きです。

春潮
そんな季節となり、春服にかわり、肩軽く 朝が始まります。

 春潮に うち傾ける 白帆かな    五十嵐播水

 

店主



平成30年 3月5日(月)

春の雨

秋の雨とちがい、春は田植、芽ぶき、梅をはじめ花の
開花の雨だからいろんな名前で詠まれますね。

「雪解け雨」 「春の長雨」 「桜雨」 「育花雨」、
そして「 穀雨 こくう 」。 穀物が育っていきます。

 

 春の雨 瓦の布目 ぬらし去る    細見綾子

 

 花の雨 やがて育たて そめにけり    成瀬櫻桃子

 

 

かたい蕾の庭の梅林の梅
今日もおとどけします。

 

 

店主





平成30年 3月4日(日)

梅林

たつの市、急な細いつづらおりの道を
白、紅、うす紅の花が咲きほこる前に
小高い丘に風が香をはこんできます。

庭の老梅にくらべると、うらやましいくらい
さえぎる物もなく、お日さまを受けています。



季節限定の園には、弁当持参がよいようで、
満開の頃には、手づくりのをリクエストしてみましょう。

珍しく「ロウバイ」と梅がコラボしています。

近くに港もあり、散策にはおすすめです。

 暮れそめて にはかに暮れぬ 梅林    日野草城

 

 

店主





平成30年 3月3日(土)

春の海
静かに光っています。
「光る海」「陽のあたる坂道」といえば作家 石坂洋次郎。
きのうの事はでてこなくて、昔のこと ふっとあらわれます。

明るくきらめく 長閑 のどか さの春を。数年に一度の嵐ではこまりはて、
この長閑な日がしっかりとつづきますよう。
そんな想いの晴れわたる朝です。

 

 春の海 深さを見せぬ 紺の色    福田紀伊

 

 春の海 ひねもすのたり のたりかな   蕪村

 

一日、春の海のように悠悠と暮らしましょう。

店主



平成30年 3月2日(金)

はるはやて
春疾風

昨日は夜半、嵐の三月のスタートとなりましたが
あければ、はやてのように去って、いま日が射しています。



はじめての 土筆 つくし でてきました。
まだ袴を頭からかぶっています。

梅林のひあたりのよい梅も開いてきましたが
まだ二分咲きのようです。


お店まわりのかたづけからスタートしましょう。

 

 ネクタイの 端が顔打つ 春疾風    米澤吾亦紅

 

 妹よ来よ ここの土筆は 摘まで置く    虚子

 

店主





平成30年 3月1日(木)

三月
十二日は奈良東大寺でのお水取りや春日祭。

にわかに春の気配こく、鳥の声もひびき、四温に心も和みます。
三寒の日の思わぬ風も吹きますが、やがて彼岸となり春分。

 

  萌いろの 絵の三月の 暦かな    皆川白蛇

 

伸びていないクロッカス、ちがう花にみえました。
今年はこれから、のびます のびます。
秋に咲くのはサフラン、どちらも季節の訪れを感じさせてくれます。

 

  日が射して もうクロッカス 咲く時分    高野素十

 

ご自愛専一、元気に暮らしましょう。

店主



平成30年 2月28日(水)

ぶらんこ

近くのこじんまりした公園の朝。
すべり台と砂場の横にぶらんこ。
語源はポルトガル語のbalancoから。

ここにも膝こぞうに「赤チン」をぬった
やんちゃな子供の私が居ます。


二月が余寒つづき、野菜も成長はお休みのまま
おわろうとしています。
でも、遠くから桜だよりもきこえてきます。
晴れの日のつづく三月の訪れとなりますよう。

「ふらここ」「ゆさはり」の古語があるくらいなので、
宮女たちも、春 静かにゆられていたのかもしれません。

  ふらんどや 桜の花を 持ちながら    一茶



                             ゆ
腰かけて 読むやふらここ 軽く揺り    大谷繞石

 

店主





平成30年 2月27日(火)

春の鳥

2階の仕事部屋の木にいつも来る鳥。
実はとっくにないのに、今は葉をたべています。

かってに同じ鳥、草食なので ひよどり ときめて
成長をみ守っているつもりです。
(中央の少し上にいます。)

羽も濃く、大きくなり
もうすぐ縄張りか恋歌か、さえずりがきこえます。

 

  春の鳥 あけぼの楠を はなれたり    幸田露伴

 

  鵯の こぼし去りぬる 実の赤き    蕪村

 

 

今日も見たいきれいな夕やけ、おとどけします。

店主





平成30年 2月26日(月)

もも  せっく
桃の節供

陽暦ではまだ早く、地方では陰暦四月三日が多く
部屋の桃の芽ぶきもこれからのようです。

いつもの和菓子屋さんも雛菓子がならびます。


余寒はありますが、朝・夕 立ちどまって空を見ます。

空を見て時を感じる。
感動することは脳に良いとの事。

良いからみているわけでもないですが
空だけではなく、喜びのある一日をすごしたいですね。

 

  花咲かぬ 片山陰も 雛祭    一茶

 

  雛あられ 両手にうけて こぼしけり    久保田万太郎

 

さあ、今日もスタート。

店主





平成30年 2月25日(日)

どじょっこ ふなっこ
東北地方民謡。

             すが
  春になれば 氷こもとけて

 どじょっこだの ふなっこだの

 夜が明けたと 思うべな      作曲 岡本敏明


田舎生れなのでよく取り、つり、食べました。
水がきれいで、農薬のない池や川。

冬眠していた ふな は、水がゆるむと巣立ちして
春たけなわの頃、群れをなし、およぎまわります。

子供の私が、じっと息をころして竿先の 浮子 うき を見つめています。

 

  巣離れの 鮒に流るる 朱の浮子    赤尾兜子

 

 

アゼリア ふんわり咲いて誇らしげ。
椿の蕾 大きくなってます。

元気な一日をすごしましょう。

店主





平成30年 2月24日(土)

景観園芸学校

個性的に育っているアカシアの木。
花期は初夏 白い花が密集します。

今年4回出会う「ロウバイ」の別種。


所は兵庫県立大学 淡路キャンパス。
たくさんの木や花をゆっくり楽しめるあな場です。

十年前は学生食堂でお昼を食べましが
今はレストランもあるようです。

観光客もほとんど訪れません。ぼんやりする場所に一つ。
このアカシアの花が咲くころ、ぜひ訪ねてみてください。

確か大きな山法師の木もありました。
こちらは淡黄色の頭上花です。

 

 朝鳥に 花ちりばめつ 山法師    水原秋櫻子

 


 
ともすれば アカシアの花 匂ふ夜ぞ   上村占魚

 

店主





平成30年 2月23日(金)

わすれなぐさ
勿忘草


藍微塵 あいみじん 。小さな花 藍色が美しく
温かくなるにつれ、どんどん増えていきます。

和名は英名の花言葉「Forget me not」を訳したもの。
「わすれな草をあなたへ」そんな恋歌ありましたね。

 

 雨晴れて 忘れな草に 仲直り    杉田久女

 

                           もと
 
小さう咲いて 勿忘草や 妹が許   村上鬼城

 

この一年で花の名前たくさんしりましたが
横にある花の名前は解りません。

寒さもだいぶゆるむ朝です。
さあ、今日が始まります。

 

店主





平成30年 2月22日(木)

菜の花
肩の力をぬいてぼんやりしたい時、ここに来ます。
ぼんやりする事は脳が活性化され、ひらめき効果があると
昨日のTVで知りました。

ポイントは、温泉とか予想できる情景に身をおくこと。
川端康成は旅先で数々の名作を残し
日本の美しく繊細な言葉がひらめいています。

ぼけ~とではなく、ぼんやりとひととき。


畑一面に黄色がつづきます。
遠くに見えるのは牛、さらにとおくに大橋がのぞめます。

お風呂やお茶で
「ぼんやり」する時間を大切に暮らしましょう。

 

 菜の花や 昼ひとしきり 海の音    蕪村

 

 菜の花や 月は東に 日は西に   蕪村

 

店主





平成30年 2月21日(水)

梅に鶯
百花にさきがけいちばんに咲く頃の梅。
今年は毎日、朝の蕾は動きません。

当然、鶯のけはいもなしの庭。
野鳥は元気に枝をとびかいます。

 鶯の 身をさかさまに 初音かな    其角


定休日の朝、二月もあとわずか。
「心静かに 弥生三月を迎えたいなあ」

こんな風だよりとなり、一日肩の力をぬいて暮らします。
お元気で。

店主



平成30年 2月20日(火)

桃の芽
花は今しばらくで

「三月三日はうらうらとのどかに照りたる。

桃の花の、いま咲きはじむる。」   枕草子

左上に小さく芽ぶいて、
となりはフィナーレのクリスマスローズ。


香雪美術館には、素晴しい「しだれ桃」の木があります。
すぐとなりの「弓弦羽神社」には、いつも多い絵馬が
掛けおさめでいないほどあるようです。

3月からの春の特別展をかねて出かけましょう。



ディスプレイを中から撮ってみました。
もうすぐですね 春が早あしでやってきます。

 

 桜より 桃にしたしき 小家かな    蕪村

 

 桃の花 活くるうすべり 敷きにけり   皆吉爽雨

 

店主





平成30年 2月19日(月)

アゼリア
オランダつつじ。
八重の花があふれるように咲きます。
温室で大切に育てられたようで、寒さは苦手のようです。

いただきました 季節の花。
かの人からではなく、親切ないつもの薬局で。
ご主人が担当のようで、奥様は観賞するだけ。
決して干渉しないのが円満の秘訣のようです。


庭のあちこちに萌え出る草と木の芽。
若草とともに古草も冬をこえて、まじってともに元気です。

 つちくれ
土塊を 一つ動かし 物芽出づ    虚子

 

 古草も またひと雨に よみがへり   高浜年尾

店主



平成30年 2月18日(日)

 ばら
薔薇の芽

梅、牡丹につづき動きだしました、ばらの芽。
花便りの季節も近くにきています。

体感の寒さも気温より下まわって暮らしやすく
動きも活発です。
どうぞ元気な一日を 本日も。

 

 薔薇の芽が 紅しネクタイ 替えてみる    小田切輝雄

 

 ゆるがせに あるとは見えぬ 牡丹の芽   後藤夜半

 

店主



平成30年 2月17日(土)

うぐいすもち
鶯 餅

いつもの和菓子屋さんに登場。
黄粉 きなこ をまぶしてふっくらの形と色がどことなく似ています。

 

 すきずきに うぐひす餅と 桜餅    松本梓

 

 めづらしく 雪となりけり 鶯餅    浅生田圭史


次はわらび、草、桜、椿餅まで、風流な創作意欲あり
こんなところも日本の素晴らしさなのかも知れません。


庭の松の緑がきれいにさえています。

 閑座聴松風  かんざしてしょうふうをきく

 

前に立ちどまり、はく息は白く、風は頬に冷たい春待の朝。
本日も元気にスタートしましょう。


ディスプレイ 入・卒シーンとなりました。

店主





平成30年 2月16日(金)

春一番
急に気温が上がった日、吹きました春一番。
南寄りの強い風は春を呼ぶと、島の漁師たちがつけた風の名。
東風 こち 時化 しけ の予兆。

春疾風 はるはやて 黒北風 くろぎた 黒南風 くろはえ など海で生きる漁師さんの
風への思いがそのまま生活の中に言葉として残っています。


春一番が吹いて美しい夕方の空。
日もながくなり、飛行機雲が一つ。

 

 春一番 海女連れだちて 道濡らす    黒杉多佳史

 くろぎた       やしろ
 黒北風や 家も社も 海を向き    吉田藤治

 

 


一人静 成長して背が3倍に伸びて
四つの葉がさえています。

店主





平成30年 2月15日(木)

いまがわやき
今川焼

関東は今川で関西は回転、道の駅「淡河」は黄金焼。
とてもうまく、行けば必ず買います。

主は農家で作った米粉で焼きます。
野菜、苺もつくるようで、今年は野菜の成長がおそく
ビニールハウスも一枚では足りないとの事。
水やり(井戸かも)も氷ってたいへんのようです。


春風恋しき朝。
今日から少しあたたかくなりそうな予報。
どうぞつづきますように。


神田今川橋の小店で売りだしたので今川焼とか。
桶狭間 おけはざま 合戦」をもじって「たちまち焼ける今川焼」が
宣伝文句でよく売れたようです。



こんな句もありました

 今川焼 恩は返せぬ ものとこそ    永井東門居

店主





平成30年 2月14日(水)

奈良漬
奈良へ行けば必ず奈良漬を。
なぜか奈良漬だけは、奈良のおいしい品のみと決めています。

歯の工事がおわり、パリポリできるのが
こんなに嬉しいことかと実感至極。
スタッフに習い、一日三回歯もみがいています。
どんな事でも「おそまきながら」はないと思いながら
毎日つづきます。

梅だよりもチラホラ。
もうすぐ 東風 こち が春をつれてきます。

 

 こちふかば にほいおこせよ 梅の花

   あるじなしとて 春を忘るな     菅原道真


少女の愛らしいうなじがうかびます。

 東風吹くや 耳現はるゝ うない髪  杉田久女

店主



平成30年 2月13日(火)

春光

「長いトンネルをぬけるとそこは雪国だった。」は川端康成で
「真冬より寒い日がつづきますが、
この短いトンネルのむこうは春景色。 雪解 ゆきげ 川。」

 

 春光を しづめて蒼き 氷河かな  三宅一鳴

 

 村ぢゅうの 畦あらはるる 雪解かな  長谷川櫂

 

 

小部屋には、まだ二つあるクリスマスローズの蕾。
二つ咲いた一人静。
咲きつづけている庭の椿と山茶花。

花の三重奏で、あたたかな朝のはじまりです。

店主





平成30年 2月12日(月)

しゅんでい
春 泥


きのうからの雨で、まるで秋の霧のような庭の木々。
はるの雨で道はんぬかるんでいます。

 

 春泥の 光るところを 大股に  神蛇広

 

 春泥や 石と思ひし 雀とび  佐野良太

 

 

四枚の葉がきれいにつやつやして、穂状の白い花。
日本情緒あり。

もう一つ咲きそうです。
風だよりならぬ 花だより。


本日も良い日でありますように。

店主





平成30年 2月11日(日) 建国記念の日

しらすぼし
白子干

ちりめんじゃ子。毎朝食卓にあります。
今年は野菜と同じく高値とか。
夕食の時は大根おろし付になります。

卓上の白と卵の黄色にコーヒー色。
朝の三原色で元気アップします。

 

 白子干し 朝日に干して 納めけり  松崎鉄之介

 

 

節のある紫色の くき がまっすぐ伸びて、
一つ咲きました 一人静。

よわよわしく見えますが、根は強く広くはるようで
二つ三つの開花、早春の花の開花だよりを
しばらく一緒におつきあいください。

 

         ふ
一人静 殖えてしづかに 咲き揃ふ   山田みづえ

店主





平成30年 2月10日(土)

メロンパン
メロンは入ってないけど、表面がマスクメロンに似ている
日本発祥の菓子パン。
作ったのは日本にいた外国の人かもしれません。


須磨の海岸べりにある「ナナ・ファーム」 にある専門店。
おしゃれで、いつもつい買ってしまい、お気に入りです。

ここは兵庫県の農・畜・海産物が産地直送で一堂にそろい
ここだけは、私が率先してご一緒します。

近くの離宮公園に立ち寄れば、季節の花も楽しめます。
海を見ていると、しばし心和む時をすごせ、これも良し。

お近くのあなた 出かけてみてください。
そう 水族館のすぐ近くです。

 

―  そら んじたい俳句88より ―

 ゆきげ
 雪解川 名山けづる 響かな  前田普羅


日本アルプスが連なる谷間の春がおもいうかびます。

店主





平成30年 2月9日(金)

山の臘梅

風雪に耐えて幹は細く、しかし空に向かって高くのびています。
庭木とはちがう美しさがそこにあります。
雪にもまけません。


 臘梅や 雪うち透す 枝のたけ  芥川龍之介

 


桧、あすなろ、大王松……。
山にある木々はたくましく見えます。

庭の老梅はこの寒さでじっとしています。
もう少し待ちましょう。


 梅一輪 一輪ほどの 暖かさ  嵐雪

 


あったかくして週末をおすごしください。
創業祭7日目 スタートします。
千客萬来。


店主





平成30年 2月8日(木)

うさぎ


冬より冬らしい早春の山へ。
初夏のウオーキングにあったいのししの穴もなく
雪が残る凍った池が松ごしに。

小屋に小ぶりに雪兎のように体をよせています。
水道のまわりは氷の山。


 雪原の一兎雪原の先に出づ   高田貴霜

 



一月は少しフンパツして朝のコーヒーをブルマンに。
旨くもまろやかすぎて、二月からは安いレギュラーとなり
少しの苦味がめざめを良くしてくれます。

お茶もそうですが、毎日のむのは高級品でなく
一番売れているのが良いようです。


めざめしっかりスタートの朝。
皆様も毎日元気な朝の始まりの工夫を いかがですか。

店主





平成30年 2月7日(水)

よかん
余寒

というより続寒の朝。
春は一進一退しながらが常なのに、一歩も進みませんね。

うれしいのは二杯目が夜明けのコーヒーとなり、
目ざめの一杯目は奈良のお水とりの頃かもしれません。


 水に落ちし 椿の氷る 余寒かな   几菫

 

「余寒、残雪、梅、鶯」一歩一歩すすんでほしい春。
庭の椿はここにきて、また蕾が増えています。

花も葉も氷っていますが、強い生命力に肩を押されて
本日もはじまります。

店主



平成30年 2月6日(火)

銀装のカステラ
春来しことを告げるように、土からもっこり花芽の ふき とう
ほろにがい風味もよし。
会いに里山へでかけましょう。


 ちり
 塵取りに 入れて戻りぬ 蕗の薹   鈴鹿野風呂

 

今年2回目の「うれしくも」のカステラ。
大阪生れ育ちの人は、カステラといえば「銀装」。
私は三木生れで神戸育ちですが銀装。

昭和27年 文明堂からの、のれん分けで創業。
日もちの短い高級品を「紙の缶詰」の包装技法で
庶民にも手のとどく品にします。

あっさりとしてお気に入りです、大阪生れのひと。

店主



平成30年 2月5日(月)

ひとりしずか
一人静の新芽

立春の声がきこえたのか、陽のながさを感じたのか
小さな芽が二つ。
私の仕事部屋にあります。

見えますか、数cm まえとうしろに。
楽しみがまた一つ。

 

 逢ひがたく逢ひ得し一人静かな   後藤夜半

 

眉掃草 まゆはきそう とも呼ばれ、しとやかな花が春半ばに咲きます。




池田遙邨 「風にふかれて山頭火」より

雪へ雪ふるしづけさにをる
  山頭火

 

寒い春とあったかい春、二つのシーンの中にいる私。
本日もこけないように気持ちをひきしめてスタートです。

店主





平成30年 2月4日(日)

立春大吉

まだ冬の気配の中に、早春を感じる日ももうすぐ。

 

 ちぐはぐの 下駄から春は たちにけり   一茶

 

嵯峨野「落柿舎」。
以前にもご紹介したかもの、
芭蕉の高弟 向井去来の遺跡です。

名の由来の
「庭の柿の木 四十本の実が一夜のうちにおちつくした」の
木もまだ三本あり、樹齢三百年とか。

二つの 藁葺 わらぶき きの庵。裏戸も開いて日がさしています。
静かです。

秋・冬にはハガキのような風景に出会えるかも。


久しぶりに

 およ 
凡そ天下に去来ほどの

                    まい
        小さき墓に詣りけり
  虚子

 

どこかに小さな春をみつけながら暮らしましょう。
本日もお元気で。

店主







平成30年 2月3日(土)

節分
ということで明日から暦の上では春。
「春」は名のみ」でも春。
気分一新の朝とすべく、
末富の「福豆」を撒かずにいただきましょう。

 三つ子さへ かりりかりりや 年の豆   一茶

 

こんなところに氷柱。
寒い春から 早くあたたかい春になりますよう。

 御仏の 御鼻の先へ つららかな  一茶

一茶の句はどれも和みます。

創業60周年「大年輪祭」
2日目、笑顔でスタートです。

店主



平成30年 2月2日(金)

橘の実

二尊院 本堂の前にあります。

実ははじめてで、初夏の花もまだですが、
日本固有のカンキツで、家紋にも用いられています。
常の緑が「永遠」を表しているとか。

御所の「右近橘 左近桜」は有名ですね。




もう一つこれもはじめて。
庭木の王様「もっこく」がすぐそばに見事に。

四季のある国に生れて良かったと、今日のスタートです。

 

 

 青き葉の 添ふ橘の 実の割かれ   日野草城

 

 人にあふも 花のたちばなの 香にあふも   山口青邨

 

店主





平成30年 2月1日(木)

二月
初花月、如月。
月はじめに立春となります。
実際は一段と寒気のきびしい週です。



早目に出発して仕事をおえ、小倉山へ。

嵐山あたりは多くの人ですが、
ここは道が細く大型バスが入れません。
冬の京都が静かにあじわえます。

屋根に雪を残す二尊院。
紅葉も桜も小さな冬芽ですが、シーンとして苔美しく。

二月もご一緒に元気に暮らしましょう。

 

 林中に 竹生えてゐる 二月かな   太田鴻村

 

 雪の上に 二月の雨の 降りにけり   石原舟月

店主






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