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平成29年 6月 >>>

 風だよりでは、四季折々のほっこり心温まる話題をお届けします。
平成29年 7月20日(木)

暑き日

 かへりみて暑かりし日はかがやけり  山口波津女

国宝の阿弥陀如来さまと観音菩薩さま (小野市・浄土寺)に
会いに。

道すがら、満開の「ひまわり畑」は、
本日より「お持ち帰りOK」とのことで、広い畑を巡りました。

「ひまわり」といえばゴッホ。
そしてかなり古く「ソフィア・ローレン」イタリアの名女優です。

この花は野にあっても、卓上に飾っても
かなりの存在感です。
秋は「コスモス畑」になるそうで楽しみです。

仏師快慶作の立像は、今回も神々しく、静かに
半眼の目はじっと未来を見つめているようでした。

暑き日、本日もご自愛専一に。

店主





平成29年 7月19日(水)

土用
小暑後13日から立秋まで、今年は19日。
入りを土用太郎、二日目を次郎、三郎、四郎とつづくそうです。
土の用と書く語感は、農耕民族のなにかしら重みが感じられます。

平賀源内の創案といわれる「土用の丑の日」は、私達の生活に
根づきましたが、おいしい鰻には出会えなくなりましたね。

 うなぎ割く 土用太郎の 満月に  吉野たちを


毎朝、庭をぐるりと一周。
さっと歩いて蚊に2つ、3つ。
時々、くもの巣が顔面直撃。
それぞれみんな手強いです。

 くもの糸 一すぢよぎる 百合の前  高野素十

店主



平成29年 7月18日(火)

「眠れる森の美女」
神戸文化ホールでのバレエ発表会。
70名余りのキッズ&ジュニアクラス、 そしてシニアクラスの
構成、振付、演出、指導は、
三宮で「バレエスタジオ エコ」を主宰する井上直子さん。

はじめて2時間余りの全幕を見て、
出演者とあわせてこれだけの年齢層の人々を
指導する先生に感動しました。

20歳でバレエを始め、ニューヨークで学び、
今、専用スタジオを三宮にもち、活躍されています。
20歳のスタートはけっして早くはありません。
バレエに茶道も、その教えの基本が
阿部宗正著「利休道歌に学ぶ」とのこと。
利休曰く
「はぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける」とのこと。

「一生懸命の」の人々を見られることは気持ちの良い事ですね。
そして元気もらえますね。
私もまけずに一生懸命がんばらなくちゃ!
そんなうれしい「真夏の夜の夢」の時間でした。

店主



平成29年 7月17日(月・海の日)

芭蕉
鳴きだしました。いつも一番のりはあぶら蟬
蟬の句といえばこの人ですが、
「奥の細道」で立石寺(山寺)を訪れたのは
今の暦で七月十三日。
有名なこの句は、三回の推敲(すいこう)を経て完成しました。
(毎朝のご紹介かもしれませんがあしからず)

 山寺や 石にしみつく 蟬の声

 さびしさの 岩にしみこむ 蟬の声

 さびしさや 岩にしみこむ 蟬の声

そして 閑(しず)かさや 岩にしみ入る 蟬の声

素人の私でも心にしみ入ります。
旅かるたまで持っている私は芭蕉ファンなのです。

 頓(やが)て死ぬ けしきは見えず 蟬の声

古に想いをめぐらす今日の朝です。
本日もどうぞお元気な一日を。

店主



平成29年 7月16日(日)

石榴(ざくろ)

草刈り > 手の痛み ということで、30分再開しました。

この前の真紅の花がもう実になっています。
まだ皮は厚く、赤い種はみえません。
花は夏、実は秋の季語ですが、今日も猛暑日。
(真夏日より暑いということかしら)

一日「暑いですね」と言わないように、
さわやかな笑顔で会いたいものです。

名のわからい蝶も、葉の陰でひと休みでした。


 石榴の実 小さき顔の 少女出ず  原裕


 ひやびやと 日のさしてゐる 石榴かな  安住敦

 

店主



平成29年 7月15日(土)

絵手紙
友人T氏の作品集。
大きく向日葵(ひまわり)が描かれています。
一年間の闘病中に数百枚をかきつづけ、
奥様がつくられた作品集として、今ここにあります。

最近、その絵や言葉に力をもらっています。
元気いっぱい咲きたいですね、いくつになっても。

真夏日が10日以上つづくと、
もう真夏日という言葉は似合いません。
水分をどうぞ十分に。

 向日葵に ひたむきの顔 近づき来  石田波郷


 向日葵の 眼は洞然と 西方に  加藤楸邨

店主

平成29年 7月14日(金)

空蟬
成虫はどこかへ飛んでいったようで、
少し淋しげにいます。

朝のひんやりが全くなくなり、一汗かいて出勤となります。
ほんと夏本番です。
お体くれぐれも大切に。

 空蟬の 三つまですがる 垣戸かな  水原秋櫻子



初夏の擬宝珠(ぎぼうし)の花、
ひっそりと一輪咲きつづけています。

ユリに似たやさしい花です。


 旅ゆけば 我招くかに 擬宝珠咲く  角川源義

店主



平成29年 7月13日(木)

蟬生(せみうまる)
蛙の声楽隊がフィナーレを迎えるころ、早朝一声鳴きました。
空蟬(うつせみ)の横に、さきほどのは産声でしたか。
生まれたばかりで羽はやわらかく、触れても動きません。
もうすぐ蟬時雨となります。

蛙ほど長くはないほんとに短い間ですが、
どうぞ大合唱をぞんぶんに。ちなみに鳴くのは雄ばかりです。

蚊帳(かや)のあった時代、
穴蟬(子供たちは幼虫をそう呼んでいました)を引っかけ
夜半に真白な成長の浮化を見て、その神秘さに息をのみ
すぐ眠気がかって寝てしまいました。
母には「蚊帳が破れる」と叱られ、1回だけでしたね。
そんなことが思い出される今日の朝です。

どうぞお元気で、あしたも健やかに朝を迎えましょう。

 蟬生る 夢の色して 幹登る 山口青屯

店主

平成29年 7月12日(水)


インド原産、晩夏の花。
芳香もあり、すがすがしく、君子花とも言われます。

 蓮の花 咲くや淋しき 停車場  子規

   個人的にはこの人の句がいつも目にとまります。

 波なりに ゆらるゝ蓮の 浮葉かな  子規


このあたり食べるところが少なく、お昼は農業公園の一品注文。
1時間半食べ放題バイキング!
私はそんなにも食べませんし、とてもそんなに長くいられません。
女性のお客さんでいっぱいで、活気にあふれ
私はバイキング負け、お連れの方は引き分けぐらいとなりました。

店主

平成29年 7月11日(火)

夏の空

蒼くひろやかで、ふんわりと 堂々と
夏の空はなぜか大きく感じます。

 いつの日の 山とも知れず 夏大空  斉藤玄


昨日の花は白式部かなと。
もうすぐ紫式部が咲くような思い出が甦りました。

 白式部 白となりつゝ 珠太る  江口竹亭



本日は一大事となった歯の工事となります。
どうぞ、上手くよみがえり、
しっかり噛めるようになればと祈りつつ通院です。

今日も良い一日となりますよう。

店主



平成29年 7月10日(月)

夏祭
一斉清掃できれいになった道を、気持ちよく通り出勤。
まだ梅雨明けとはいかないようで、夜の雨が残ります。

秋の花 紫式部と一緒に植えた花の名前でてきません。
もっと咲く頃、思い出しますように。

京都では『祇園祭』の行事が一日から始まり、十七日が巡行。
七月は祭の月、 『博多山笠祭』 『大阪天神祭』
すべて疫病から身を守り、町を守護する神社の祭礼です。

まんまる
 真円き月と思えば夏祭  中村汀女


 山車通りすぎたるあとの人通り  清崎敏郎

店主

平成29年 7月9日(日)

一斉清掃
例年、七月の第二日曜日に行なわれます。
私の所は公園とかはなく、比較的軽易ですが、
どんどん草の山となります。
みんなそろってやる事は、今の時代、良い事思っています。

午前6時半頃からスタートで、ほぼ男性の役目となります。
痛い手をがまんして参加。
稲もここ数日の雨で、これからどんどん成長していきます。

本日は、お宮参りが数組。
これ以上雨が降りませんように。

 稲田ゆく まぢかの稲の 一つづつ  石川桂郎

店主

平成29年 7月8日(土)

折々のことば
毎日目を通すA新聞のコラムから

当たり前のことに気がつくのに時間がかかる・・・・
年をとることの、いいことのひとつです。

NHK 坂本龍一との対談から  福岡伸一  


なにをくよくよすることがある。・・・突きとばされて転(ころ)いだら、
ついでにひとりで起きあがって歩くとこを見せてやらにゃいかん。

壺井栄  


いろんなことばに納得したり、元気をもらったり、考えたり。
朝の静かな時間です。

今日は梅雨晴れのよう。晴れとはいかないまでも
全国的に穏やかな一日でありますよう。

店主

平成29年 7月7日(金)

梅雨明け
もうそろそろですね。
雨はもうこれぐらいでたくさんです。
南風で梅雨雲を吹き払い、
白く輝くふんわりした夏雲が天空を飾ります。

暑さは増しますが、土用のうなぎなどで体力を維持して
元気で毎日すごしましょう。

連日の雨でしたが、今日もきりりとしゃんと咲いている桔梗です。

  しらはえ            いか
白南風や真水に洗ふ麦烏賊を
  田中冬二

店主

平成29年 7月6日(木)

七夕・星合
六日の夜から翌朝へかけて、夏と秋が交叉(ゆきあい)ます。

 母が切り 七夕竹の 小さけれ  虚子

牽牛(けんぎゅう)と織女(しゅくじょ)が相合の伝説。

 うち曇る 空のいづこに 星の恋  杉田久女


七夕に想いをはせる余裕もなくなりそうな大雨でした。
これ以上降らないように、せめて星に願いを。

店主

平成29年 7月5日(水)

颱風

最近の台風は大雨台風が多く、
十分くれぐれもお気をつけてください。

 颱風の あとや日光 正しくて  山口誓子

そんな雨の中、友人のリクエストに応えて
「もちむぎめん」を求めて福崎町へ。
ネットではお取り寄せできない品です。

ついでと言っては河童に申し分けないですが、
河次郎君の池へ。
水はにごり、人影もまばらで、前回より不気味でした。
5月31日の「風だより」と較べてみてください。

興味がわけば、雨の日をおすすめします。


朝から河童だけでは申し分けなく
庭のまだひかえめな紫陽花をおくります。

本日も元気にスタートしましょう。

店主



平成29年 7月4日(火)

けんしょう炎?
草刈りのしすぎでしょうか、しびれから痛みになり
はじめてなので戸惑います。

「歳々年々 人同じからず」ですが、左手で良かったと思い
"病院へいかなくちゃ"です。
気持ち良い草刈りだったので、早く直して再開です。


子宝草、どんどん成長しています。
見にこられませんか、奥のスタジオにあります。

皆様には平穏無事をお祈りしています。

店主

平成29年 7月3日(月)

同窓会
名前は魚崎小中学校卒で「魚魚会」。
6回目の会場は、旧居留地の神戸O.H。
このホテルはサービスがスマートで、
スタッフも若く、元気でおすすめします。
フロントは17階にあります。一度ご利用ください。

お世話になった司会の幹事さんがお休みなので代行しました。
それなりに気合いを入れて・・・ 無事お開きです。
みんなの近況報告で気付くこと多々あり、
元気も合わせてもらいました。
次回はお休みの幹事さんも含め、
たくさん元気で会いたいものです。
参加の先生、同級生の皆さんに感謝。


今週のお出かけには日傘をわすれずに。

 白日傘 道に沿うたり 外れたり  長谷川櫂

スタジオのシーンがもう1つでき、これで8つめとなり
一人でも多くのお客様に来ていただきたいと願っています。

店主

平成29年 7月2日(日)

オリエント絨毯 ヴァンクリーフ&アーペル

ゆうまいと思えども、京都は暑いです。

日本一の絨毯展へ。
名人の「ヘレケ」と織り人さん。
一年以上はかかります。

世界中どこでも、おそらく糸を染めるのは男性で
織るのは女性です。


すぐ近くの京都国立近代美術館へ。
こちらではハイジュエリーの技が極まります。

女性は宝石が好きなのです。
係員がおすすみくださいと促しても、動きません。
じっと静かに見つめています。

合わせて染織の人間国宝3人の作品も展示されていたのは
とても嬉しいことでした。

会期は8月6日(日)まで。
一見の価値ありです。


今日も気温は上がりそうです。
元気で良い日曜日をおすごしください。

店主




平成29年 7月1日(土)

風鈴

 風鈴や天駆け巡りくる風に  長谷川

最近はとなりの風鈴がうるさいと言われる時代。
残念ながらあまり見かけなくなりました。
スタジオには、年中テルテル坊主がいます。

雨上がりの蚊は強力です。
それにも負けず梅の枝刈り。
刈ったようにはみえないかもしれません。
これでも、大きなゴミ袋3杯分以上は刈りました。
梅にはカスリキズ覚悟でのぞみます。


あくまでも個人の感想ですが、
今年一番きれいと感じた六甲山中の「つゆくさ」です。

今日は終日京都へ。
雨はこれぐらいでいいですね。

店主



平成29年 6月30日(金)


六月のしめくくりの朝は雷と雨。
梅雨らしい朝とおもいきや、南では梅雨明けとか。

 遠雷の いとかすかなる たしかさよ  細見綾子


季節はめぐり、明日から文月、七夕月、秋初月。
これからは夏のさかりですが、
空の色や風に秋を感じられるようになってきます。
そんな余裕がもてる毎日にしたいものです。

 文月や 六日も常の 夜には似ず  芭蕉

あじさいと同じように桔梗も雨に似合います。
雨でも前を見てしっかり咲きます。

店主

平成29年 6月29日(木)

不在者投票
県知事選挙にいきました。三木市では市長選挙もあります。
当日とかわらないくらいシンプルで、おすすめします。

子宝草(ベンケイソー、マザーリーフ)の小さな芽でてきました。
ご覧いただけますか。強い生命力です。
人にもたぶんこんな力があって、
便利な生活になれて気づかないだけかもしれません。

梅雨らしい日がつづき、
壺の雨蛙も木々の中へもどっていきました。
今はかたつむりが住んでいます。

皆様、本日もお元気で。
もうすぐ ふづき7月、いよいよ夏本番です。

店主

平成29年 6月28日(水)

六甲山

涼をもとめて頂まで。
気温は22℃、さすがにひんやりで、
うぐいすの鳴き声が山に響いています。

バラ、露草、これから見頃の青がひときわ美しいあじさい、
高山植物のような名前が解らない花々と出会えました。


山中、林道を歩いて三国池へ。
木々が水面にうつり、まるで日本画のようです。

道の修理、草刈りなど、近くの住人の皆様の
ボランティアとお聞きしました。
ご苦労なことです。


義姉夫婦とのゆかいで楽しい一日。
また仕事へのエネルギーをいっぱいつめて
本日もスタートです。

店主



平成29年 6月27日(火)

時鳥
テッペンカケタカ、ほととぎす。

玄関にある流木は、かなり日やけしています。

「春は花 夏ほととぎす  秋は月 

冬雪さえて 冷(すず)しかりけり」
と書かれています。

我が家は曹洞宗で、その道元の句。
おわりの「冬雪さえて 冷しかりけり」が特に好きです。

鳴き声を聞くのはまれになりました。


うす墨を 流した空や 時鳥  一茶

今日はまさにそんな空で、昼からは雨模様。
日が陰りつぼんでいますが、桔梗きれいに咲きました。

昔「つぼみを」ポンポンと鳴らしてしまった苦い思い出がありまして
今は愛しく育て、年々しゃんと大きくなります。


草と枝刈り、ほどほどの再開となりました。

店主



平成29年 6月26日(月)

のれん
店頭の大きな暖簾、帆布でつくりました。
厚くて染まらないので、マークとロゴは刷り込みです。

 は地球で  は月で  は人間をあらわして
Only One is Beautiful となります。
たった一つの物、いろいろありますが、
大切にしたいですね。


「あきない」は流木に、
京友禅職人さんの手で仕上げてもらいました。


本日は一大事となった歯の診察日。
食事の時に、左目から涙がポロリ。
皆様もお体ご自愛ください。
特に歯は、突然やってきますので
くれぐれもケアーをお早めに。


本日も良い一日でありますように。

店主



平成29年 6月25日(日)

桔梗

 紫の ふっとふくらむ ききやうかな  子規

 桔梗や さわやさわやと 草の雨  山口青邨

初秋の花ですが、もうすぐ咲きそうです。
木々や庭石がやわらかな雨でしっとりしています。



スタジオ用のグッズもつぎつぎと。
宮参り、七五三で好評です。

うれしいことに昨日は、
アメリカでホームページを見て、来店されました。

「風だより」も
目にとめていただくことを願ってつづけます。

 

 きりきりしゃんとしてさく桔梗かな  一茶


今日もしゃんとして一日をおくりましょう。

店主




平成29年 6月24日(土)

加賀友禅
草刈りは4日程お休みです。
朝はながめるだけで、いましばらくすごします。


加賀友禅は、刺繍、金箔は使わず、
えんじ、藍、黄土、緑、紫の五彩を中心に
手描きのみでつくられます。
虫喰いの技法など自然の美しさを特に大切にしています。

作品には必ず、つくり手と題が証紙とともに書かれています。
「椿と小菊」の訪問着。
京友禅とはまたちがう、美しさがあります。


今日も晴れ。
大壺に引っ越した雨蛙も住みついたようで
保護色で体が壺の色になりました。

本日もお元気でおすごしください。

店主



平成29年 6月23日(金)

朝涼(あさすず)
朝はまだ、うれしいことにひんやりしています。
毎日出会うきれいな蝶です。
羽をとじて、広げて、そして
ひらひらと空へ飛んでいきました。

こんなことがうれしい、この頃の私です。
ずいぶん暮らしやすくなってきました。

 晩涼の 真白き蝶に 今日のこと  星野立子



「真糊」の技(わざ)
米つぶに糊をつけて、1つ1つまで生地において、
地色を染め、糊をおとします。

気の遠くなるような技法を駆使されるのは、
私の知るかぎり人間国宝の森口氏と
淡路出身の中川氏(写真は袖の一部)のお二人です。

お店に展示しています。
お近くへこられたら、ぜひご覧ください。

姿やさしく 色美しく 女心を装う きもの

この秋、きものでおでかけしませんか。

店主




平成29年 6月22日(木)

夏の月
夏至がすぎ、短夜がすこしずつ長くなっていきます。
夏日でおひさまばかり気になり、すごしてきました。

 夏至の空 明るし月の 昇りゐて  若月瑞峰

 夏月に 一星そひて 嶺に果つ  飯田龍太

月を愛でるには、今しばらくのこの暑さ。
せめて夜空を見上げてみましょう。

梅の実が熟して大きくなり、木から落ちます。
梅酒をつくる程、鈴なりとはいきません。
柿の実とちがい、この実は鳥もそのままでは食べませんね。
人と同じなのかもしれません。
今日も平穏な一日でありますように。

店主

平成29年 6月21日(水)

梅雨寒(つゆざむ)
久しぶりの雨で朝はひんやりです。
庭の木々が喜んでいるようにみえます。


歯の状態が一大事となり、朝・昼 2回もお世話になりました。
30年来の先生には心より感謝。
今さらながら歯を大切に。
「自分でできるケアーはしっかりやらないと」と再決意です。


「七変化」少し色がかわったように見えます。
あじさいは雨に似合います。

あぢさゐの 雨を寒がる 女かな  野村喜舟

店主



平成29年 6月20日(火)

タペストリー
長い布が3本。
オレンジ、緑茶、コーヒーで染めて草木染(?)です。
スタッフ手づくりでスタジオのシーンを。
秋のシーズンに向けて、今も大切に、コツコツと進めています。

毎日「雨がふれば」とつぶやくのが雨乞いになるのか、どうか。
今日はうす曇り。明日は雨の予報です。
雨といえば、最近、局地的大雨が多く、
そうなりませんように。

連日の草刈りで、肩こり、そして歯にきました。
皆様、やりすぎ、頑張りすぎには注意しましょう。
本日も良い一日でありますよう。

薪負うて 雨乞の人 つづきけり  西山泊雲

店主

平成29年 6月19日(月)

雨休み
雨の降らないうちにと、朝草刈りが10日以上つづきます。
そろそろ雨休みしたいものです。

雨蛙も玄関前の大きな壺の中に引っ越ししています。
少しの水を求めて来たのでしょう。
あまり水をたくさん入れると、天敵がやってくるので
いつも控えめにしています。


草よりも 人のはかなき 雨祝ひ  一茶


農家の人々にとっても、私のためにも
雨を祈る毎日です。

店主

平成29年 6月18日(日)

真珠
六月の誕生石。
結婚30周年記念は真珠婚式。

遠くクレオパトラの時代から、女性を美しく彩り、
また、お守りとしてパールは魅了されてきました。
「テリ」と「マキ」がその価値を高め、見極めが難しい宝石は
真珠にはじまって、真珠でおわると言われるほどです。

研磨技術のない時代は、ダイヤより高く評価されました。
神戸にあつまり、世界中のバイヤーが訪れています。

本日までのパールフェア。いろんな色、形に出会えます。
たくさんのお客様にみていただきたいですね。

店主

平成29年 6月17日(土)

夏木立(なつこだち)

又雨の太き糸見え夏木立  星野立子

でも今年は、まっこと空梅雨となり、

 から梅雨や枝伐り下ろす樹の匂ひ  岡本松浜

木よりも穀物、野菜の成長が心配です。

マザーリーフ(弁慶草)のはっぱ、浮かべました。
ここから小さな葉が成長して、どんどん育ちます。
この力強さを弁慶にたとえて命名。呼び名はいろいろあります。
少年時代、夏休みの宿題で「水耕栽培の記録」をやった記憶がよみがえります。 楽しみが一つふえました。

今日は友禅職人さんが京都から。
毎月恒例の「きもの相談会」です。
増えています、想い出のきものを大切にするお客様。

店主

平成29年 6月16日(金)

梅雨の蝶
雨のない日が連日、おかげで毎日の草刈りがすすみます。

毎日出会う夏の蝶。
春の蝶はウキウキ、夏の蝶はユラユラでしょうか。

 夏の蝶 高みより影 おとしくる  久保田万太郎


今日は、庭とお店とダブルの草刈りとなり
20m程ある「さつき」の花壇をさっぱりと仕上げました。


夏椿(沙羅)の花、いつも母の逝きし頃に、
母に似てひかえめに咲いています。

 葉の色に 白は淋しき 夏椿  高木晴子



今日からパールと秋の新作呉服の催しです。
良い一日となりますよう。

店主



平成29年 6月15日(木)

涼風(すずかぜ)・光明寺
加東市の北部、「ひょうご森林浴50選」に選ばれる連山の
五峯山(ごぶさん)の頂近くに本堂があります。
594年開基と伝わり、 長岡京市にある西山浄土宗の総本山の
開基1198年よりさらに昔となります。

途中からかなりの急坂を、ゆっくりゆっくり。
「もうすぐですか」と声をかけた下山途中のご婦人が89歳。
お元気で、逆に「頑張ってくださいね」と、はげまされました。

かなり汗ばみましたが、五峯山の名のとおり
本堂で少し休むと、眺めと涼風が気持ちよく
達成感ありでした。


 此のあたり 目に見ゆるものは みなすずし  芭蕉


時間をみつけて、ぜひ、週末は
涼風とあじさいに会いにお出かけしてください。

 

店主



平成29年 6月14日(水)

西林寺
別名あじさい寺ともいわれ、西脇市の古刹。
紫陽花はもちろん、樹齢200年以上の唐子ツバキ、
虚子はじめたくさんの句碑もあり、
開基651年の歴史ある寺です。

このあたりの神社・仏閣は、京都とはちがう趣があります。
特に魅せられたのが、羅漢道の石仏。
ほっとしたり、思わず笑(えみ)がこぼれたり。


あじさいは花のない季節に、いきすがら、帰り道で
いろんな表情をみせてくれました。

庭に1つと持ち帰り、
どこか日当たりの良い場所をさがしています。


梅雨寒(つゆざむ)より、今日も梅雨暑のようですね。
本日もお元気で。


 しみじみと見て梅雨寒の田の面かな  牧瀬蝉之助

 

店主



平成29年 6月13日(火)

花石榴(ざくろ)
朝がここ2、3日涼しいので、余裕の草刈りです。
そのせいか、長く住んでいるのに、
あまり気づかなかった花、見つけました。
緑の中に真紅ではっとしました。秋に実のなる実石榴です。

 花石榴 久しう咲いて 忘られし  子規


神戸 住吉のとうふ屋さん。
以前、「がんばるお店」で見学に行きました。
人気の「ゆばどうふ」を、お客様もつのって再購入です。

内容のあまりない自己満足的な「風だより」ですが、
これからもおつきあいしていただければ、うれしいです。

本日はお休みですので、「あじさい」をもとめて
西の方へ行くつもりです。
雨のない梅雨がつづきます。

店主



平成29年 6月12日(月)

百日紅(さるすべり)
盛夏から初秋にかけて、花季のながい木。
七月に咲きそうです。

"百日紅"が"さるすべり"とは妙です。
木肌がつるっとしているからでしょうか。

週一回の長い草刈りよりも、三回30分の草刈りが楽しく、
よくきれいな大きな蝶に出会いますが、すぐ空へと。
なかなかご紹介できません。


自然光のワンシーン。
これで六つの背景が完成しました。
お客様の反応はいかにかと、不安でもあり、楽しみでもあり。


本日は定期的に行く歯のケアー。
歯の痛いのは超苦手です。
皆様にも時々の診察をおすすめします。


           かんざし
 咲き満ちて 天の簪 百日紅  阿部みどり女

店主



平成29年 6月11日(日)

田植
苗代から田に植えられます。
このあたりは盆地平野なので棚田はありませんが、
この頃になるとメディアで美しい風景が紹介されます。
「美しい」と表現すると、苦労して作った方々に失礼ですね。

 美しく 結ひたる髪に 田植笠  橋本鶏二


日曜日は、いつもとる弁当屋さんがお休み。
時々いただく、スタッフ手づくりの「おいなりさん」
味と気持ちが美味でうれしいのです。

この辺りは山田錦の産地でもあり、お米がとてもおいしいです。

今日もお天気はもちそうです。
良い日曜日となりますよう。

店主



平成29年 6月10日(土)

マザーリーフ
正式名は、セイロンベンケイ草。
“ミラクルリーフ”、“幸福のはっぱ”とも呼ばれています。
葉を一枚水につけて、こんなに大きくなりました。
「無言の愛」、「平穏無事」の花ことばの由来。
小さな芽を赤ちゃんにみたてて、子宝草ともよばれます。

そんなことで、私の小部屋の一つがスタジオに引っ越し。
きれいに洗って、宮参りのワンシーンに登場します。

今年はじめての和歌山の鮎をいただきました。
本日も平穏な一日でありますよう。

       やそせ 
吉野川 八十瀬の隅に 鮎を掛く  鈴鹿野風呂

店主



平成29年 6月9日(金)

季節の三句

杜若 われに発句の 思ひあり  芭蕉

 早苗取 いつしか田の 只中へ  神蛇広

 紫陽花の 無き寺もまた よかりけり  新倉一光

梅雨の晴れ間ですが、暑くなりそうです。
蛙の夜の元気な合唱はつづいています。
産卵期以外は水に入らず、夜なくのはカラスなどの天敵から
身を守るためで、求愛(?)の行動だとか。
写真の「夏つばき」、開花まで今しばらくのよう。
六月までは、毎月庭に花がありました。
今のところ、七月、八月は想いうかびません。
楽しみにして、花のある生活を送ります。

店主



平成29年 6月8日(木)

小さな部屋
ほぼ直角三角形の小部屋にテーブルが3つ。

後ろの植物は、生命力は強いのですが
寒さに弱くいつもここにいます。
写真の少女はなん年も毎朝ずっと笑顔で迎えてくれます。

手前の壺は、友人からいただきました。
?歳の手習いで陶芸にとりくんでいます。
好きですね、新しい事に挑戦する人。

小部屋なのに、絵が10点と
3ヶ月と1年用の大きなカレンダーが2つ。

毎朝ここから、仕事の一日が始まります。

今日は昼からは晴れそうです。
どうか「千客万来」の一日でありますように。

店主



平成29年 6月7日(水)

紫陽花(あじさい)
手毬花、八仙花、色がかわるので七変化。
花の少ない梅雨の主役。そしてよく似合います。
庭のは日当たりのせいか、品種なのかおそく咲いて、長くいます。

 紫陽花や 水のごとく 咲きそろう  長谷川櫂


よく似合いませんが、蚊の季節ともなり、
草刈りに、防虫スプレーと「キンカン」がかかせません。

 刺しにくる 脚に毛のある 丹波の蚊  大野林火

しとしと降るのが梅雨。どうか大雨になりませんように。
しばらくは「梅雨にも負けず」暮らしましょう。

店主

平成29年 6月6日(火)

雲の峰
学名は積乱雲。入道雲のほうが馴染みます。

 しづかさや 湖水の底の 雲のみね  一茶


今日は雲一つない朝空。 雲のように見えるのは、飛行機ぐもです。
本日は定休日。
どこか静かなところへでかけて、リフレッシュしましょう。
お休みでも仕事の人間でしたが今年はほぼありません。
良い習慣が身につきました。きっと「風だより」のおかげです。
本日も皆様お元気で。

店主

平成29年 6月5日(月)

芒種(ぼうしゅ)
芒(のぎ)、稲・麦など実の外側の先にある固い毛。
それをまく時期のこと。田植えの時期となりました。 


道問へば 一度にうごく 田植笠  柳多留


朝草刈りを少しばかり、となりが「田んぼ」と駐車場なので、
午前6時頃からでもできるのはありがたいです。
水が入り、まさに芒種。しばらくして梅雨入りですね。

本日は高価ですが、効果のある注射の日。
この日だけはあっという間にきます。
リバウンドにまけず「日日是好日」で。

店主

平成29年 6月4日(日)

好日
知人の日本画です。
市の日本画書道部会展で拝見、
いつもしっかりとしていて優しい絵なのです。
題の好日は「日日是好日」からでしょうか。
毎日が良い日、進んで毎日が良い日となるよう努めよう、
転じて日々に「一喜一憂することなく今を生きよ」とか
禅語らしい意味があるようです。
画も書も苦手な私は、毎日、この小部屋での「風だより」を
自分のギャラリーと思って書いています。
皆様に、そしてお店に、できれば私にも
さわやかな風が吹く一日でありますようそんな願いを込めて。

毎日ながめている水石。
夜、ずっと蛙の合唱を聞いているからでしょうか、
大きな蛙に見えてきました。
本日も晴れ、空高し。どうぞお元気で。

店主



平成29年 6月3日(土)

十薬(じゅうやく)
「どくだみ」が庭一面に群がり小さな白い十字の花。
花に見えるのは苞(ほう)で、花は中心の黄色に集まっています。
名前のせいか、「どくだみがきれいにさいたね」
そんな会話はつゆありません。
これからは「十薬もきれいに咲いたね」でいきましょう。

梅雨入り前の快晴つづきます。
どうぞお元気で週末をおすごしください。

 毒だみや 十文字白き 夕まぐれ  石橋秀野 

 十薬や 四つの花びら よごれざる  池内友次郎  

店主

平成29年 6月2日(金)

がまがえる、雨蛙
梅雨の頃、降りだしそうになって来たとき、高い声で鳴くのが雨蛙。身体は小さくかわいいですが声はデカイ。
夜になると出てくるのが、がまがえるでしょうか。
連日の夜の雨で、田植用にすかれた水たまりに例年どおりやってきました。
一斉に鳴きだし・・・夜半 ピタッと一緒に鳴き止むのは見事です。
夏もいよいよさかりとなってきます。

 青蛙 鳴くや晴天 湿りだす  田中鬼骨 

 青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか  芥川龍之介  

店主

平成29年 6月1日(木)

六月
水無月、風待月、青水無月などなどあります。
暑さのため水の無い月、涼風を待つ月、山や野が青々と茂る月。
日本人の風情があふれています。

  六月や 峯に雲置く 嵐山  芭蕉  

1日は鮎解禁日。香魚とも呼ばれ夏の美味です。

  上流は 曲がりて見えず 鮎の川  山口八津女  

本日は検査日。
検査服と室(へや)は少しテンションが下がりますね。
絶食なのでなおさらでもあります。

今年の六月のはじめての雲ひとつない青空です。
どうぞ一月お元気で。

店主


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