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加賀友禅は、京友禅に比べ描写が本物に近く
写実性にあふれ、刺繍や箔などを使わず、ぼかしなどで奥行きを表現します。
加賀友禅が多彩な色を使っているにもかかわらず、柔らかで温かな印象を与えるのは
ぼかしや加賀五彩と言われる色使い、線を描くのに米糊を使うなど、多くの要素からなります。
また、一連の制作過程に初めから最後まで
作家が関わることも大きな特徴の一つです。
まさに「着る伝統工芸品」と言えるでしょう。
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昭和25年
石川県加賀市にて生まれる
昭和47年
加賀友禅作家として身を興す
昭和48年
加賀友禅作家、藤村加泉氏に師事
昭和55年
加賀友禅技術登録者として認定を受ける
以来、加賀友禅振興協会や石川県知事賞など数々の賞を受賞する
平成13年
NHK大河ドラマ『利家とまつ』のテーマ作品を制作
平成19年
作家活動35周年を記念し、美術工芸展を開催。大好評を得る
平成20年
加賀友禅業界の新時代をリードし、巨匠としての地位を確立する
多くの作家の中でも稲手氏の作品は、色使いに特徴があり、
深い藍色を基調とし、一つ一つの繊細な彩りはもちろんのこと、
くっきりとした色彩との調和は絶品です。
自然の美しさを大切にした加賀友禅独特の味わいの中にも
幻想的な雰囲気をも漂う仕上がりが大きな特徴です。

